新霊山教会について

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1964年、スカンジナビア諸国から宣教師が来日し、「日本の人々へ神の愛を伝え、御国の到来に仕える」という目的のもとにデンマーク牧場を開拓し、酪農学校を設立しました。牧場は宣教師の名前から「トムセン牧場」とも呼ばれ親しまれています。Wikipediaにも載っています!

その後、1969年に新霊山教会の礼拝が始まりました。教会の建物は珍しいお寺を模した形です。

1985年、日本福音ルーテル教会と対等合同し、1995年以降、デンマーク牧場福祉村構想として、地域の皆様にキリスト教精神をもって仕えるために歩み続けています。2003年、社会福祉法人デンマーク牧場福祉会を設立しました。

新霊山教会の私たちは、この地の未来の姿を、こんな風に思い描いています

丘の上の教会、新霊山の礼拝堂で、朝の黙想と祈りのひと時から一日を始める人もいるでしょう。

日中はそれぞれに自由な暮らし方で過ごします。身体を動かす人は屋外で汗を流し、天来の恵みを体感することができるでしょう。農作物や花の生産に勤しむ人がいれば、施設で暮らす方々に寄り添って支える働き人もいます。

或いは、この豊かな自然の中で与えられる素材から手作りの製品を作って、創造の喜びを暮らしに添えれば素晴らしいですね。さらには、創意工夫によって出来上がった製品の販売もできれば、なおいっそう生きがいの実感を深められるでしょう。

正午や夕方には鐘の音が時を刻み、それぞれの存在が結ばれる実感が想起されます。

この地に暮らす人は互いに声を掛け合い、支えあい、分けあい、祈りあう・・・。

感謝と愛の実現される時間と空間が生まれるならば、それが「神の国」とも呼ばれる「福祉村」の目指す姿だろうと想像しています。新霊山教会は、この村の「祈りの家」として、そして、この地に暮らす人みなが、神に招かれた家族であると語り伝えながら、神へのとりなしと宣教に務めます。(新霊山教会宣教方策より)